キースタワーのエントランスへと向かった。
カードをかざし、石造りの部屋に入る。
扉が閉まり、重い音を立てて部屋が下へ向う。
体がふわりと浮き上がりそうになるこの感覚も、もう何度目だろうか。
やがてベルの音が高らかに響き、扉が開く。
そこには今まで通り、黒のスーツで身を包んだ執事が立っている。
「どうぞ、こちらへ」
執事が恭しく礼をし、扉の外へ導く。
部屋の外へ出ると、まるで屋外のように強い光がこちらを照らし出した。
馬車が3台は横に並べそうな石造りの通路、理路整然と並んだ建物。
はるか上には太陽のように光を放つ巨大な水晶。
古代の街が、全く朽ちることなく目の前に広がっていた。
「準備ができるまでこちらでお待ちください」
立ち並ぶ建物の中で、一際大きな建物へ連れて行かれる。
ミノタウロスでも背筋を伸ばして入れるほど巨大な両開きの扉を開け、中へ入る。
「ウェールカーム!」
軽いノリの声が建物に響き渡る。
ボルボンボ……だったか、四天王の一人が風呂敷を広げて手招きをしている。
その奥ではこれまた四天王の爺さんが何かの肉を串に刺して焼いている。
時々響く女の子の声は、やっぱりあの四天王の子なのだろうか。
(スペシャルルール:地下?階のみ1パーティ20人で構成できます)