陽炎から見える金の扉に近づいた。
扉には鍵がかかっている。
○「金の飾り鍵」を持っている?
金の鍵を取り出し、合うか確かめてみた。
ほとんど手ごたえもなく、カチャリという音を立てて鍵が開く。
中に入ってみると、ごく普通の一軒家のようだ。
奥の方から争うような物音と声がする。
おそるおそる奥に向かってみると、三人の武具に身を包んだ男が、一人の女性を囲んでいる。
女性の手には剣が握られていたが腰が引けていて、どうやら戦いの訓練を積んではいないことが伺える。
『なんだァ、てめえはァ!』
ゴロツキの一人がこちらに気がついて声をあげる。
『この女の仲間か! 野郎共、やっちまえ!』
どうしようか考える間もなく、ゴロツキ達は襲い掛かってきた!
出現する敵
| ゴロツキナイト(3) | Lv.15 | ゴロツキ | 後/後列を攻撃 | HP:245/MP:142 | |
|---|---|---|---|---|---|
| スキル | |||||
| 先制 | チャージ | (ID.100) 物理攻撃先制スキル。 隊列が後列でないと使えない。剣、槍限定 属性○ | |||
| 物理 | エスブレイバー | (ID.189) 命中率、ダメージ共に高い攻撃。剣、斧、槍、槌、短剣限定 1回 属性○ | |||
| 物理 | ハードアタック | (ID.177) 大きなダメージを与える攻撃。剣、斧、槍、槌、短剣限定 3回 属性○ | |||
| 属性 |
コメント: 騎士崩れのゴロツキです。よってたかって女の人を脅すなんてよくありません。 土属性に耐性がありますけど、強いのは攻撃力だけ。他は大したことないです。 心配なら頼りになる人を後ろに置いて、魔法使いの人は前に出ちゃいましょう。 | |||||||
| 土 | 水 | 火 | 風 | 聖 | 闇 | 合計 | ||
| 攻撃 | − | − | − | − | − | − | 0 | |
| 防御 | +1 | − | − | − | − | − | ||
| 前 | 後 |
| ← | ● |
| ← | ● |
| ← | ● |
| 経験・お金(5名) | |
|---|---|
| 経験値258 | クエストボーナス経験値 なし |
| 18 Bol | クエストボーナス金 なし |
| スキルポイント 4 | クエストボーナススキルポイント なし |
| 落し物 | |
|---|---|
| 種類 | 名称 |
| 回復 | モットポーション |
| Lv1宝箱 | Lv1宝箱 |
| Lv2宝箱 | Lv2宝箱 |
| Lv3宝箱 | Lv3宝箱 |
女性は構えていた剣を下ろし、まだ震えながらも落ち着いたようだ。
「ありがとうございます…えーっと…?」
塔の事、そして鍵の事を話した。
「あ、鍵!
つい無くしてしまうんですよね。いくつも作ったのに、いつも無くしてしまって。
おかげで暫く裏口から出入りしてたのだけど……」
女性が扉を開ける。
そこに広がる、塔の奇妙な風景。
塔の中から流れてくる血の臭いが、決してその風景が幻覚でない事を示していた。
「世の中には不思議な事もあるものね……さっきみたいな強盗も多いって聞くし……引っ越した方がいいのかしら?」
扉を閉めてから、こちらに振り返る。
「折角だから、ちょっとお願いしちゃおうかしら。
裏山に行って、石を取ってきて欲しいの。
錬金術に使う石なんだけど、モンスターが住み着いてて一人じゃ取りにいけなくて。
いつもは冬眠の時期にこっそり取りに行くんだけど。
引越しの準備をする間に、ちょっと取りに行っていただけないかしら?
お礼はろくにできないけど……錬金術の事を教えてあげるっていうのでどう?」