the Place of death should stay

大きな斧の紋章がついた木製の扉を開けようとドアノブに手をかけた。
しかし扉には鍵がかかっており、開かない。

○分岐　条件：「斧の紋鍵」を持っている
成功	失敗
斧の紋章、といえばやはりこれだろうか。 斧の紋鍵を取り出し、鍵穴にはめてみる。 大きさはピタリ。 回すと、軽くカチャリと音がして鍵が開いた。 扉を開けると、男が一人部屋の隅で膝を抱えて座っている。 その服はあちこち裂け、血が滲んでいる。 男に声をかけようとした時。 ロウソクの灯火のような光りがいくつも現れ、弾けた。 灯火のあった場所には、コウモリの骨格だけが浮かんでいる。 骨のコウモリはこちらに見向きもせず、隅に座っている男を襲い始める。 男の服は裂け、また血の滲みが増えていく。 話のできる状況ではなさそうだ。 武器を構えた！	何度かノックをしてみたが反応は無い。 諦めて元の場所へ戻った。 　→右へ迂回するに戻る。

勝利条件：20ターン以内の敵の殲滅
地形効果：なし

出現する敵

男に今のコウモリについて尋ねてみた。
突然の訪問者など気にならない様子で、男が呟くように口を開く。

｢デュラハンをご存知ですか？
死神の遣いと言われていて、人の死を予告し、実行する魔物です。
あのコウモリはその予告です。
最初に現れてから一週間、その次は六日後、その次は五日後と現れ、最期はデュラハン本人が現れ、予告した人間を殺すのです｣
｢助かる方法ですか？
さぁ…あるかもしれませんが、それを知る人の所に行くには遠すぎるのです。
予告の間に家の外で夜を向かえると、その日の内に殺されるのです
デュラハンを倒せばあるいは……しかしデュラハンは人の手には負えません。 いくら手練の冒険者でもね…｣

男は憔悴しきった顔でこちらを見る

｢よければ私を助けてもらえませんか
ここから２日ほど言った所に教会があります、そこの司祭なら……｣