Lurking in the books

図書室の隅に逃げる盗賊のリーダーを追いかけた。

盗賊のリーダーが壁の隅の壁をごそごそと探ると、突然本棚が音を立てて横にスライドし、奥へ続く扉が現れる。
盗賊がその扉を抜けると、また本棚がスライドを始め、扉を隠そうと動き始めた。
本棚の動きを止めようとするが、本棚は全く意に介さず元の位置へ戻ろうとする。
諦めて盗賊のリーダーが探っていた壁を調べようとした時、まだわずかに開いている隙間から叫び声が聞こえた。

｢な、なんだこれは！ くそっ抜けね…な、なんだ！？
来るな！ 来るなあぁ！！｣

やがて本棚は元の位置へ戻り、男の叫び声も遮られて聞こえなくなる。
本棚のスイッチを探り当て扉の中へ入ると、絨毯の上に大きな血溜り。
血は、まるで砂に吸い込まれるように絨毯の中へと消えていく。

そして、目の前には人の背丈より大きな本が一冊。
……もっとも、開いたページから６本の脚を生やし、栞から突き出た牙をかみ合わせ音を立てているそれが｢本｣と呼べるならの話だが。

勝利条件：30ターン以内の敵の殲滅
地形効果：なし

出現する敵

「隠し扉の中へ」	「盗賊を懲らしめる」
怪物を倒すと、怪物は一枚の栞となって床に落ちた。 その栞を拾い、砂の中に埋もれたままの男を助け出した。 ｢やれやれ、また助けられてしまいました。 私は冒険に向いてないのかな、こんな塔は下りて、街で普通の本を相手にする事にしますよ。 そうだ、助けてもらったお礼をまだしてないな、これなんかどうだろう、拾い物ですけどね｣ 小さな飾りを一つ受け取ると、男と別れ、図書室を後にした。 ※銀の狼爪とカード・オブ・ネルフェを入手	怪物を倒すと、怪物は一枚の栞となって床に落ちた。 その栞を拾い、図書室へ戻る。 もううめき声も聞こえない。 図書室を後にした